とりあえず一枚

映画とかアニメとか本とか音楽が好き。とりあえず一枚の絵を描いて、感想をまとめます。

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダー』

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前作に引き続いて3部。全48話。いやぁ長かった。

ストーリーは簡単。ラスボスがいるエジプトを目指す道中、次から次に敵が襲って来る。それを1話か2話で1人ずつ倒していき、仲間が増えたり減ったりする。勧善懲悪のTHE少年漫画。

それが48話もあると、はいはい、また敵出てきて倒すんでしょって感じに、マンネリを感じて正直疲れてしまった。だから私は、ストーリーは1.2部の方が好みかな。

それでもやっぱり、キャラクターの魅力は爆発してる。3部からは何と言ってもスタンドの活躍が見どころ。聞いたことある名言もいっぱいあるし、ラスボスDIOとの最終決戦は、興奮せずにはいられなかった。

OPは1期と比べて微妙やなーって思ってたけど、ラスト2話の演出で、その感想も覆ってしまった。鳥肌立ったよね。曲終わりのクソダサいオラオラに、そんな意図があったなんて…。

 

3部を見終わった後に1番感じたのは、

こうだったああだったっていう感想以前に、

ジョジョという世界に、ガッツリ惚れてしまった!という衝撃。

 

謎のポーズも、最早ネタとなってる名言も、濃すぎる画風も、絶対使わない擬音語も…。いつの間にかその全ての虜になっていた。

漫画にも目を通した。あの力強くて繊細な筆使い、なんで今まで敬遠してたんだろう。芸術と言わしめる訳だ。ルーヴルで展覧会が開かれる訳だ。

 

ハマってしまった私は、アメトーーク!ジョジョ芸人に手を出した。(それよりも先に8部まで見切れよって感じだけど。笑)

そこで面白いなぁと思ったのは、オリラジあっちゃんの言葉。超能力の描写方法について。

 

「超能力というものが、漫画的に初めて表現されたのは、手をかざしてコップがカタカタ動く、という描写方法。これが第一次表現。

そして次に、第二次表現として出たのが、AKIRA。超能力発動の瞬間、壁がベコッと丸く凹む、という表現。

そして第三次。新たに出たのがジョジョ。超能力を、人型で表現するという、斬新な発想。」

 

なるほどなぁ、確かに。

荒木飛呂彦先生の表現方法や画力は、知れば知るほど感服させられる。

個人的に好きなのは、4部でエニグマが人を紙に変えるシーン。

 

今年の夏には、国立新美術館で原画展が開催されるらしいから、これは絶対見に行かなきや。

 

 

5部のアニメ化も噂されていいるが、真偽はまだ不明。新しい情報に期待!

次は何観ようかな。

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